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【神戸マイナー名所探訪記】神戸北の名所!?つくはら湖

 

先日インスタグラムでも取り上げたつくはら湖は、呑吐(どんど)ダムのダム湖です。
ダムファン的には呑吐ダムと呼びたいところですが、堤体(ダムの本体)が神戸市ではなく三木市にあるので、神戸マイナー名所のネーミングに従いつくはら湖としています。

つくはら湖は神戸市北区山田町衝原(つくはら)と三木市志染町三津田(しじみちょうみつだ)にまたがる、東西に細長い湖です。
神戸側の所在地の衝原から命名されたということですね。

 



上述の呑吐ダムは1989年に完成した重力式コンクリートダムです。
つくはら湖はこのダムの貯水池で、その水は主に明石市周辺に供給されています。
重力式コンクリートダムというのは、堤体の重さ自体で水圧に耐えるコンクリート製のダムです。
日本では最も一般的なタイプのダムと言って良いでしょう。
尚、神戸には布引五本松ダムという、19世紀末に造られた日本初の重力式コンクリートダムが存在します。
いずれこちらで紹介したいと思います。

 

吞吐ダム併設のサイクリングロードの途中には名物スポットBEKOBEモニュメントもあります。



つくはら湖の東端の湖畔には、室町時代に建てられ日本最古の民家とされる箱木千年家(箱木家住宅)があります。
元々は呑吐ダムの建設に伴って水没するエリアにあったものを、1970年代に現在地に移設したそうです。
湖の写真を撮影した際に立ち寄ってみましたが、その日は公開日ではなかったため見ることはできませんでした。
機会があれば見学してみたいと思います。

次回更新もお楽しみに!

 

神戸マイナー名所探訪記の過去記事はこちら!
・横溝正史生誕の地碑
・名士の塚!といえば清盛塚
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・日本三大仏といえば!兵庫大仏
・墓苑の中に大仏!?鵯越大仏
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