こんにちは、社員Nです。
台風10号(サンサン)が通り過ぎ、過ごしやすい気温になってきた神戸です。
さて、今回は既製パッケージシステムよりお求めやすい価格でなおかつフルオーダーで見積管理システムや案件管理システムを作りたいと考えている方に必見の内容です!
実際に上記内容でお悩みのお客様にご提案してきました!
提案の前に…よくあるお悩みケースのご紹介
当たり前の話ですが、仕事の進め方は会社によって違います。
例えば価格設定にしても、協定価格を決めておいて数量だけの連絡で済むようなパターンもあるでしょうし、都度見積のち値引き交渉を常態的に行っていることもあるでしょう。
このレベル感ぐらいであれば通常の業務パッケージで十分対応可能ですが、もっと複雑な要件になってくると、パッケージをカスタマイズするか、システムに合わせて業務を変える必要が出てきます。
もちろん初めからお客様の要望に応じてイチからシステムを開発すれば要望をすべて満たすことができますが、当然費用も高くなります。何百何千万円単位のことも…
かといって既製品パッケージシステムだと、かゆいところに手が届かないことが多々あります。
そういったケースで当社が提案しているのが、ノーコード(NO CODE)/ローコード(LOW CODE)ツールを利用した簡易システム開発です。
あらかじめよく使う機能がすぐに呼び出せるようにセットされているので、大幅に開発工数を減らすことができます。
ただし、機能の中身を触ることは基本的にできないので、融通が利かない部分があります。
例えるならレゴで人形を作るような感じでしょうか。
当然、粘土をこねたほうが細かい表現が可能ですよね。
でも、レゴなら一瞬で人形を作ることができます。
まあ、カクカクしてて硬いのはご愛嬌で・・
さて、一般的に事業規模が大きくなるにつれて業務は複雑性を増します。
特殊パターン、例外処理といったものが多数入ってくる傾向にあります。
なので、当社のソリューションは大企業の複雑な業務には適しません。
概ね社員数が数名~数十名程度の規模でしたら最適な対応が可能です。
当社の強みは、プログラムを作る能力ではなく、課題の解決策をシステムに実装する力です。
お客様の業務を分析して、これをコンピュータに置き換えるとどうなるのか、ということを考える能力です。
家が雨漏りしたら屋根を修理すればよいというのは誰でもわかりますが、どこをどうやって何の材料で修理すべきか、そういうことを考えるのは職人さんの仕事です。
当社のことは屋根修理職人のなかでも段取りに特化した職人と思っていただければ結構です。
プログラムが得意な会社というのはたくさんありますよね(最近はAIにお株を奪われつつありますが・・・)
開発規模が大きくなってきたりするとそういう能力の重要性が増してきますが、当社が対応する規模感であれば「ちゃんと話を聞く」という部分の比重がとても大きいわけです。
今回ご提案したシステムは?
さて、そんなこんなで今回のシステムの話です。
今回のプロジェクトは低予算で使い勝手のよいシステムを、というご希望でしたので、ローコードツールであるkintoneを採用しました。
kintoneはあらかじめよく使う部品が用意されているので、開発工数が少なくて済みます。
画面デザインも適度に余白が配置されており、見やすさ良好、ユーザーフレンドリーです。
個人的にUIが好みなこともあって、お客様にはよく提案しています。
どことなく先ほど引き合いに出したレゴブロックに似ていなくもありません。
このプロジェクトでは、2つのシステムを段階的に開発しました。
- 案件管理システム
- 見積作成システム
いままでは、仕事に必要な情報は全て社長のアタマの中にあり、口頭や電話で都度指示を出すという仕事スタイルになっていました。
これだと社長がボトルネックになってしまい、仕事がスムーズに進まないという問題がありました。
これを解決すべく、必要な情報をシステムに入力して、いつでもどこでも全員が利用できるようにしようというのが趣旨です。
余談ですが、kintoneは公式スマホアプリも出しているので、現場仕事が多い同社のような業態にはピッタリです。
案件管理システム
受注案件を管理するシステムです。
どういった案件が社内にあるのか、
主に取引先マスタと案件テーブルで構成されます。
データ項目としては至って普通で、顧客の名前所在地や案件の受注日など一般的なものです。
要件として特殊だったのが、下請け案件のバリエーションで、元請け会社の請求書を代行作成するという業務がありました。
こういう場合でも、オーダーメイドのシステムなら対応が可能です。画面抜粋
見積作成システム
必要な資材や工種を選んで組み合わせていく方式にしました。
理想としては、全ての資材と工種をマスタに登録しておいてそこから選ぶ方式なのですが、現実的には品目数が膨大なので全てを事前に登録しておくことは困難です。
いずれにしてもマスタ整備まで時間がかかります。
なので、手動で資材をダイレクトで入力する方式とマスタから引用する方式のハイブリッドにしました。こんなイメージです。
こうしておけば、柔軟に色々な状況に対応できます。
「既製パッケージより安いフルオーダーkintoneシステム」のイメージは少しでも伝わったでしょうか?
業務の身の丈サイズのシステムをお求めやすいプライスでご用意できると思いますので、気になった方は是非お悩みをお聞かせください!
お悩みは下記窓口からお待ちしております!
ご提案させていただいたお客様
兵庫県小野市の木製家具メーカー、株式会社アンギラ様です。
アンギラ様は施設の作り付け家具などを製造据付されており、近年ではリフォームも手掛けるなど成長著しい企業です。
ホームページはこちら
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