当社のWebおよびメールサーバですが、従来は某大手通信会社系のサービスを利用していましたが、このたび独立系ベンダーのサービスに引っ越しました。
旧サーバは、メールは比較的使い勝手が良かったのですが、Webサーバがとにかく遅く、なんともストレスフルでした。
WORDPRESSのページを切り替えるのも、10秒ぐらい待たないとレスポンスが返ってこないような状況。作業効率も落ちるので、好ましくありません。
今回の引っ越しで、大幅にスピードアップし、ディスク容量も増えて、しかも料金も安くなりました。
唯一の難点は、メールボックスひとつあたりに容量制限があるところ。
IMAP運用をしているので少し不便です。以前は無制限だったのですが。
ついでに、Webサイト全体をHTTPS化しました。
アドレスバーに鍵マークが出てたり、緑色になっていると思います。これが暗号化されている印です。
世のトレンド的には、総HTTPS化の方向に向かっているそうです。
ただの閲覧するだけのページもHTTPSにするほうがよいらしく、googleの検索でも引っ掛かりやすくなるそうです。
これで、当社サーバと、みなさん閲覧者の間の通信が暗号化されるので、セキュリティが向上します。
といっても、今のところ、利用者のみなさんにとっては、問い合わせフォームの内容が暗号化されるぐらいのメリットしか思い浮かばないのですが。
運用側の人間としては、WORDPRESS管理画面も含めてサイトがまるごと暗号化されるので、セキュリティ上のメリットは大きいです。
今回、いろいろと移行作業をして多少のトラブルはあったものの、すぐに解決策を見つけることができました。
やはりユーザが多いソリューションは対応がラクですね。
マニュアルも情報も乏しいなか、せっせとLinuxサーバを立ててたエンジニア時代を思えば隔世の感があります。