こんにちは、社員Sです。
今回取り上げるのは神戸西部にある古墳です。
神戸の古墳と言えば垂水区の五色塚古墳が有名ですが、本日紹介するのは大半のガイドブックには載っていないであろう王塚古墳です。
マイナー名所探訪記ですから。
王塚古墳は神戸市西区王塚台にあります。
その名が所在地の地名になっているあたり、超大企業的な存在感がありますよね。
この古墳は住宅街の中にあり、周辺のお家は窓から古墳ビューが常時楽しめるという古墳ファン垂涎のロケーションです。
王塚古墳は、欽明天皇の皇女・舎人姫王（とねりのひめおおきみ）の墓ではないかということで、宮内庁が陵墓参考地に治定している古墳です。
ただし、この王塚古墳の築造年代と舎人姫王の生きた時代が一致しないと分析されており、実際の被葬者は不明とのことです。
上述の五色塚古墳などは頂上まで登ることができますが、宮内庁が指定する陵墓や陵墓参考地は原則として墳丘に立ち入ることができません。
そのためこの王塚古墳も堀の外側から眺めることしかできませんが、外周をぐるりと歩いて回れるのでお好みのアングルでお楽しみ下さい。
古墳のそばの碑では「明石川右岸の段丘上に造られた前方後円墳」と説明されています。
河岸段丘！
「ブラタモリ」によく出てくるやつ！
王塚台も河岸段丘だったんですね。
タモさん、ブラつきに来てくれはらへんやろか。
次回もお楽しみに！
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